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「薙、注文の仕方はわかるよな?」
「はい、わざわざありがとうございます。」
席は基本四人座りで真ん中にタッチパネルの
機械が設置してあった。
タッチパネルもといメニューを見て
豊富な種類で悩んだ末
「お粥にしましょう。」
「あ”?それで足りんのかよ」
聖先輩なんでそんな怒った顔するのさ怖い怖い
チワワちゃん達が怖がっちゃうよ。
なわけないか
「なっちゃんはねぇ~お粥大好物なんだよ~」
「そうなのか・・・珍しいな。それで腹は膨れんのかよ」
聖先輩は仕方ないという顔でため息をつき
日替わり和風Aセット(今日は豚の生姜焼きらしい)を頼み
碧は鶏とゆで卵のチーズミートドリアというかなり胃に来そうな
ものを頼みやがった。
チッ、碧はいつも俺の前ではチャーハンばっか食ってて
しかも碧の大好物はチャーハン。
なぁに変にキャラ作ってんだ気持ちわりぃ。
それを頼んだ本人も少しばかり残念そうな面持ちである。
俺は素早くメニューのお粥を取り消してチャーハンに変えた。
「お粥じゃなくてよかったのか?」
「気分が変わりまして...チャーハンが急に食べたくなりました。」
少し笑いながら視線だけを碧へと向けた。
碧は目を見開いて俺を見つめている。
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