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何かが切れた音がしたと思ったが
その瞬間、違う手が俺を引っ張って引き寄せた。
「何をやっているんですか三人とも」
聞こえたのは幼馴染のみーの心地良い声
微かに香る爽やかなシトラスが
とても懐かしくて...思わず素が出そうだ。
「生徒会副会長様じゃねえか〜、
雲の上の天上人がこんな陸地になんか用か??
あとそいつ返せ。」
馬鹿にするように言う教師をみーは呆れたような表情で
見るあたりこのやり取りは日常なんだろう。
さらっと俺をモノ扱いにする教師なんか
豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ
俺は基本喋るキャラじゃない、だから
キャラ崩壊しても言い訳しやすい。
何を突然言ってるんだって???
なーいしょ♡
「我が儘な幼児が仕事をしないので
書類を提出し忘れたところですよ。
ああ、呉れ呉れも入学式を遅れるようなことはしないように。」
そう言ってみーは俺の腕を離した。
な、名残惜しいなんて思ってないんだからねっ!!
・・・我が儘な...幼児、とは?
やっぱこの学園はニセ王道???
いや...まだ希望は、あるぞ・・・頑張れ。
いや何を頑張るんだよ
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