アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
君の寝顔が見たいんだ
-
4.可愛いお誘い
心臓がばくばくと音を立てている
そっと唇を離す、が
ばちっ
あ、目が合った……
ん……? 目が合った!?
夏樹はガタガタと音を立ててその場に崩れ落ちた
その目は見開かれたままで口はぱくぱくとして
動揺してるのが目に見える
「な……ななな……っ!?」
さぁっと自分の血の気が引いたのがわかった
「ごごごごめん!!!!
そのっ…!寝顔が可愛いくて我慢出来なかったというか
なんというか、美人だし、いつもこっち見てくれないか
ら爆発したというか……っ!?」
あたふたしてマシンガントークのように話してしまう
てかなにいってんだ俺!!
我慢出来なかったとかどんなヤツだよ!?
余計警戒心煽るわっ!
「何でもするから許してください!」
そう言ってヘドバン並に頭を下げた
夏樹は顔を赤くして
こちらにずんずんと歩いて来る
やばい、絶対怒ってるどうしよう……
そして両手でグイッと頭を上げさせられる
あ、これ平手打ちとかそういう……
「……本当に何でも聞いてくれる……?」
そういった夏樹は尋常もなく顔を赤くしていた
その耳まで綺麗に染めている夏樹を見てズクンと
大きく胸が鳴る
「で、できる限り努めます……?」
「じゃあさ…………
キスした責任とってよ
……言ってる意味、分かるよね?」
その途端、俺の何かがプツンと切れた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 14