アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ゲス恋 R18含むかな?
-
2.残酷な裏切り
俺は重たい体を引きずり、体育倉庫に急いだ
中にはまだアキは居らずガランとしている
中に入るとむわっと生暖かい空気が周りを包み、
一瞬めまいがした
……最近過酷な練習ばかりで体が疲れたんだな
まあアキがいるから頑張れるんだけど
その時後ろから人の気配がした
振り向くとそこにいたのは――――
「……アキ」
「お待たせしてしまってごめんなさい!
片付けが長引いちゃって……」
「ううん、お疲れ。
俺も今来たばかりだから気にするな」
それよりもはやく!!告白プリーズ!!
「ありがとうございます……じゃあ本題……
入ってもいいですか……?」
雰囲気が変わったアキに思わず喉がなる
「……あぁ」
そう返事をすると1メートル程あった距離を縮めてくる
あとちょっとで体が触れる――――
そんな時だった
とん
え?と思った時には後ろに体が傾いていた
下を向いたままぼそぼそとアキは言った
「……センパイ、このサイト...知ってますよね?」
盛大に尻餅をついた俺は体が熱くて動けない
俺の前にアキはしゃがみ、スマホの画面を向ける
その画面に映されたものを見て驚愕した
「……な……ん……で」
それはゲイのSMサイトだった
背中に悪寒が走る
その様子を面白そうに『観察』し、続ける
「あ、あとこの人知ってます?
結構このサイトでは有名みたいですけど?」
「やめろ……っ!!」
力づくで奪い取ろうと試みるが力が入らない
するとアキはこちらを向いた
……口の端を大きくつりあげて。
「あは、そんなに薬効きました?
ドリンクに入ってたの、気づいてました?」
「……っ!!だから……っ」
「いいですね、その顔。
もっと屈辱な顔に俺がしてあげます……
ほら、コレ見て?これはどこの誰ですかぁ!」
スピーカーから流れてきたのは……
「……んあっ!!痛いっ!!
やだぁ……っ やめちゃだめぇ……!!もっと……」
そう嬌声を上げる――――
自分がいた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 14