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秋月に連れられてやってきたのは植物園。
「あやってあんまりうるさいところ好きそうじゃないから」
「...うん」
確かにボクはあまり騒がしいところは得意じゃない。
だから、この静かな場所はとても落ち着いた。
それに植物を見るのは好きだ。
自分で育てていることもあって他の人が育てた植物に興味がある。
「ヒヤシンス」
「綺麗だね」
「...うん」
きれい。
淡いピンクとかブルーとか。
「かわいいな...」
みんな同じに見えて
でも違ってて全部が美しい。
「...あきづき、連れてきてくれてありがとう」
そう零すと
「っそれはよかった」
少し照れくさそうな秋月。
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