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親が親なら子も子
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一樹side
............俺の部外者感半端ねぇ 。
隣には水戸部、
テーブルを挟んで前にいるのは水戸部母、
水戸部母の隣には水戸部父
.... この中に俺が居ても大丈夫なのか、、
「 ご飯、お代わりあるから一樹君いっぱい食べてね ? 」
「 は、はい.... 」
「 一樹君、か 。響が迷惑掛けてるみたいで、すまんな、言ってくれれば俺が責任を持って教育し直してやるから 。」
そんなことを言うのは斜め前にいる水戸部父 。あまりに顔立ちが整いすぎて見とれてしまったことは死んでも言わないつもりだ。が、、
両親共に容姿が芸能人並み、父親の方は真面目そうで母親の方は軽そうだ 。
いい意味で親が親なら子も子、だ、
水戸部は真面目なところも軽いところも受け継いであるからな、
というか、とりあえずさぁ 。
「 俺、男ですよ ? その、........ 」
うん。俺男だよな 。
しかも別にこいつのこと好きなわけじゃねーし 。............多分 。
「 あら、いいじゃない ? 恋も結婚も楽しければいいのよ 。」
「 楽しいって、....そんな軽いものではないが俺は否定はしないぞ ? 楽しくなくともちゃんと幸せになるなら、」
切実なのか軽いのか....いや、あるいはどっちもだろう 。
俺別に楽しんでねぇし、ただ迫られてるだけだし....なんて、流石にこの人たちに言えねぇよなぁ 。
ご飯うめぇし 。
「 とりあえず響 。無理矢理はやめなさい 」
唐突に言い出した母親の目が変わった 。
鋭く、厳しく 。あぁ、....母親の目だ 。
「 そうだぞ、響 。一樹君が可愛いのは俺にも分かるが....するのなら彼の意思も継いで恋人になってからにしなさい 」
いや俺には響の親父の気持ちもわかりません 。俺男だし可愛くねぇし、
でも....2人とも切実だということはめちゃくちゃわかる、気がする 。
焦っている水戸部を見て俺は内心ざまぁ、と嘲笑ってやった 。
_______________
半年以上もほったらかしてしまいました汗
もしかしたらまだ見てくれている方もいる、と希望をかけてもう1度再開したいとおもいます 。
身勝手なわたくしをお許しください 。
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