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変わった日常
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一樹side
(一ヶ月…………
鳩山君に手、出さないでいけるかな、
鳩山君ッてはっきり言ってえろい。
特にうなじあたりが。)(水戸部)
「何ジロジロ見てんだよクソ王子…………」
腹立ったから睨んだ
「ん?可愛いな、と思って」
「誰が可愛いだって?」
「鳩山君がに決まってるじゃん。」
俺が殴ろうと拳を握ったときだった
女子の軍団が水戸部に突進してきたのは
「「「響くーん!!!」」」
俺は女子の目に入らず直ぐに輪の外に放り出された。
まぁ、都合いいか
これは、仕方が無いからな。
そう自分に言い聞かせ俺はそそくさとその場を離れて学校に向かった
途端、先生が皆固まっていた。
多分、俺が遅刻せずに来たからだろう。
俺はそんな目も気にせず
開いた道を歩いていく
ガラガラッ
扉を開けて鞄を机に投げて屋上へ向かう。
廊下を歩き向かっていると
逆方向から女子に囲まれた水戸部が来た
俺は道を引き返そうと思ったが、
「鳩山君!」
水戸部が走ってきて俺の手を掴んだ
「んだよ、あと、触んなぼけ」
迷惑そうに相手を見れば、
「お昼、一緒に食べよ
あ、どうせ鳩山君購買で買うんでしょ?
鳩山君の分の弁当作ったから、ね」
話聞いてねぇなこいつ
こいつの笑顔はどうでもいいが、
こいつの弁当…………
食べたら直ぐ屋上出ればいいか。
「ん……」
俺は少し頷いて屋上に行こうとした
が、それはまたまた水戸部が阻止した
「今日、美術あるでしょ?
2人1組で顔を描くらしいから
僕とやろう、
だから今日授業出て?今日だけでいいから」
チッ……
まぁ今日外暑いし、教室クーラーついてるから
出てやってもいいか、
「はぁ…………」
ため息ついて相手の手を振り払い、
教室に戻った
席に着くも机に突っ伏して寝るだけ
でも、担任が入ってきたとおもって
目を開けてちら、とみたら
先生が俺を見て固まっていた
そして、放った一言
「鳩山……やっと出てくれたんだなぁァ!!
遅刻もしてない!!」
なんか担任が1人で感動してるし……
まぁ俺はそれを無視して寝た
そして3時間くらいぶっ通しで寝て(各教科担任も俺が出ていることが珍しく、どの先生も感動して、誰も起こさなかったのを後で知った)
そして、4時間目、美術の時間
起こされた
「次、美術室
鳩山君行こ」
寝起きにこの笑顔は腹立つ
ま-……結構寝たから寝起きはいい
「道具準備すんの面倒
もってくの面倒」
「僕が持ってってあげる」
「「「「「「「「やだー!!響君、なんでそんな奴に構ってんのー!!」」」」」」」」
女子からの批判がやばいので行くのやめようとしたが
「ごめんね、君達。
今日1日だけ、我慢してくれるかな?」
王子スマイルが効いたな
女子はみんな顔を赤らめ従った
犬かよ、
「ほら、鳩山君行こ?」
俺は席を立ち上がり美術室に向かった
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