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お泊まり
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一樹side
俺らはその後買い物を済ませて1度水戸部の家に帰った
そして普通に家に入る訳だが……
「ぁ,おかえり響
それと……いらっしゃいお友達クン」
誰。
「兄さん?!なんでいるの……」
あぁ,水戸部の兄貴か……
似てねェな-……
「離婚してきた
振られたわwww」
軽い。性格も似てないなこの人。
取り残された俺に近づいてきた響の兄貴は俺の手をとって手の甲に口づけをした
「………………?!」
いや、誰でもびっくりするよな普通
「この子が響の好きな人か〜
わかるわw可愛い顔してるもんな
いじめたくなるわ」
俺は無反応で睨み,相手の様子を伺った
「兄さん,手出したら承知しないから」
ニコニコしてんのに目が笑ってねーぞ水戸部
てか水戸部の兄貴顔だけ見たらイケメンなのに振る女なんかいるんだな-……
「出さないよ人のモノにw」
さらっとモノ扱いされたんだが
まぁ、気にしない気にしない
「兄さん、家政婦の人達は?」
「ん-…………全員犯したら帰っちゃった」
「また?!……まったく……新しい家政婦雇わなければならなくなるんだけど……もう家政婦女の人にしてもらおうかな」
ん?この会話おかしくねーか……?
しかも水戸部の兄貴が襲ってるのは男……
まぁ、俺はイケメンじゃねーから大丈夫だろうけど……
俺が固まっていると
「ぁ……一樹君ごめん、部屋行こ」
と手を引かれたので引かれるがまま部屋に行った
「あれ,僕の兄さんで紫苑
襲われそうになったら急所を蹴って
絶対に逃げて」
荷物を解き真剣に話す水戸部に頷く以外どう反応すればわからなかった
「あ、一樹君
せっかくだし泊まってかない?
兄さんと2人っきりとか地獄以外なにもない
だめ、かな……」
「んぁ?……俺はいいけど、いいのかよ」
「全然いい
むしろいてくれたらありがたい」
まぁ、泊まりくらいなら
「わかった」
こうして俺らの奇妙な〝お泊まり〟が始まった
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