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雨の日の出来事 ③
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「!!!!!」
僕は、一松兄さんにしがみつき 小さく震える。
「えっ?もしかして もう イッたの?」
「だって、一松が…意地悪するから…」
兄さんは、僕の一番奥に入ったまま 僕をぎゅっと 抱きしめてくれた。
「意地悪して、ごめん」
僕の 余韻の波が治まるのを待って 兄さんは、動き始めた。
「そう言えば…今日はゴム付けてないね。」
僕は、ふと浮かんだ疑問を 口にした。
「ん?だって、お前 明日あたりから アレだろ?」
僕は、先月の生理が いつきたかを 思い出そうとした。…けど、やめた。兄さんが、そうだ と、言うなら そうなのだろう。
一松兄さんは、僕の生理周期を しっかりと把握し 管理していた。僕が そういうのに 余りにも 無頓着だというのも あるが、初めて 結ばれた(奪われた)あの日、うっかり 中に出してしまった 兄さんは、僕に 生理が来るまでの 一週間 生きた心地が しなかったらしい。
はっきり言って 僕は、そーゆーの全く気にしてなかったけど。これ以上 兄さんに、罪の意識を持たれて 自己嫌悪の淵の奥底に 沈んでいかれても困るので 全て 兄さんに お任せしている。基礎体温をつけて欲しいと、言われた時は さすがに…と、お断りしたけど。
「何?余裕だね」
兄さんが ニヤリと 笑った。
「あっ!…ちが…」
兄さんは、僕の腰を掴んで 一番奥を 攻め立てる。僕の 思考は またそこで ストップした。
離れている上半身が 寂しくて、もっと くっついていたくて、兄さんの首に手をかけて 引き寄せた。もっと もっと と、欲張る僕を 兄さんは ぎゅっと抱きしめてくれた。
「あぁっ!一松!!…もう、もう…だめぇ」
「…ん 俺も やばい…かも」
「はっ…あっ 一緒に…んんっ」
「…いくよ?」
「…ん」
その言葉を合図に 兄さんの動きが激しくなった。僕は、兄さんのパーカーをぎゅっと掴んだ。
「ああっ!いくっ!」
「!!!」
僕の 最奥に 兄さんの精液が注ぎ込まれるのを 感じた。
。
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