アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
こーフジ?←キヨ コスプレ3
-
「ん...?」
気がつくと俺は居間で寝ていた。ああ、そうだ。みんなでコスプレパーティー(というか飲み会に近かったけど)してたんだっけ。ゆっくり体を起こす。テーブルには大量の空の缶ビールや食べかけのおでんとかがあった。燕尾服のまま寝てたため、ちょっとしわができている。あーもったいねえ。
少し離れた所にヒラが同じく寝ていた。小さくいびきをかいている。
「あれ、キヨとフジは?」
2人の姿が見当たらない。他の部屋を探してみたがいなかった。すると反対側からがたんっと音が聞こえた。トイレの方だ。行ってみようか。
「キヨー?フジー?」
トイレのドアから光がもれてる。多分ここにどちらか一人入ってるだろう。ドアをノックしようとしたら、中から声が。
「...い、やだっ放してってば!」
「えー?コスプレとは言ったけど女装とか誘ってるようにしか見えないんだけど?脚、触るか」
「ひいっ!や、やめて!誰か!!」
俺は近くのバケツを持ってドアを開けた。キヨがフジを便座に押さえつけてドレスの裾から太ももをわしづかみしていたのでキヨを無我夢中に引き剥がしバケツで脳天を殴打。
「でぇぇぇぇぇぇ!?」
キヨは廊下に転がり脳天をおさえて悶絶していた。そしてキヨ、いや腐れ青ジャージ野郎から解放されたフジはおれに抱きついてきた。
「こーちゃああああん!ひっく、怖かったよおおおおお!!」
「うわぁ!?あ、ああ...もう大丈夫だ///」
俺はフジの頭を撫でながら青ジャージ野郎をげしげし蹴る。
「んう...にゃーに?騒がしい...」
寝ぼけ眼でヒラが居間から出てきた。
「あ、ヒラ!ちょっとマント貸せっあとフジを頼む!」
「え、あ、はい」
マントはヒラが引きずるほど長かった。俺はマントでキヨをぐるぐる巻きにして無力化した。
「はあ!?ちょっおい!ふざけんなお前!!」
「いやそれこっちのセリフ。おいヒラ。こいつフジにセクハラした」
ヒラはそれを聞くとぐるぐる巻きにされたキヨの上にどしっと乗っかった。
「おい!重いっての!あ、そーだ!こーすけ!こいつだよ俺にああしろって言ったのは!!フジが好きだからって相談したら脅してきて!」
「相談にのったのは本当だけど俺は無理矢理やれとは言ってないよね。反対したらおとなしく引き下がったから何だと思ったけどそーいうこと...だったんだね(黒笑)」
「キヨは信用ならないな。こいつどうするかな」
「あ、こーしようか」
「あ、あっはっは冗談やめてくれよ君たち。フジさん助けてくれませんかねちょっと」
この期に及んで救済願望ですか。
「...どうですか裁判長」
ヒラがフジに聞く。フジは一瞬迷って、結果。
「...判決、有罪」
「──」チーン
その後キヨは衣装代をみんなに払い、更にフジの半径1メートル以内の侵入禁止を言い渡されましたとさ☆
ヒラ「めでたしめでたし」
キヨ「めでたくねぇ!」
レト「涙拭けよ」
───────────────────────
はっきり言う。なんぞこれ。
あれ、お気に入り11もいってる?
きっと疲れてるんだ。寝よ。お休みなさい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 24