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第2章 10
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「………よし!」
暇なので掃除をしてみた
服を纏めいらない新聞を纏め
掃除機をかけて窓を開けて
家具の位置を整え服を洗濯して干して
ようやく一息つく
「ふっふー、ユッキー驚くかなぁ」
綺麗になった床を転がる
中々の広さで、俺が伸びてもへーき
トアの方は邪魔って言われてたもんなぁ
無駄に長いだのスペース取るなだの
でもま、承諾してくれるんだよね
…うん
「…あー喉乾いた!確か近くにロリコンマートあったはず…うん!」
コートを取り、合鍵を持ち、財布をポケットに詰める
外に出ると冷たい風が出迎えて来て
思わず扉を閉めてしまう
ちゃんと前留めないとね!
「………。……」
マンションめ俺を降ろさないつもりか
エレベータ遅い
遅い遅いっ
トアの方は数段降りれば地上だよっ
「……あーもう…っ」
また比べてるし
もう良いや、階段で降りよ
ユッキーの家はマンションの5階
其処まで長くはないけど、中々の重労働
帰りはちゃんとエレベータ待とう、うん
「えーと、ロリマロリマ…。お、合った」
何だ近いじゃん
信号の向こうに馴染みのあるコンビニ
よくトアと来てたっけ、夜ご飯作るのめんどくさくて
二軒隣だったし
余計なことを考えれば信号は変わった様で
タタタッと、ロリマに駆け込む
「(来たけど何買おう)」
今更何も買うものがないのを思い出す
あ、ヤバイ、これじゃあ何しに来たかわからないっ!
取り敢えず回ってみる
まぁ何もないけど!
「(あーどうしようどうしよう)」
甘い物?最近食べてないし
でもコレ好きじゃないし、コレもなぁ…
……あ、板チョコ
確か家にココアあったっけ
お、作れる作れる
一枚板チョコを買って外に出て
信号でまた立ち止まる
「……何やってんだろ、俺」
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