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第4章 14
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「わ、分かりました!」
「本当?」
「ただ、順番を踏みましょうか!」
「…え?」
「え?」じゃないですよ!
そそくさと先輩の下から逃げる
距離をとって、枕を盾にする
「あ、あのっ、ほら、まずはお互いのことを知ったりとか」
「僕はジュリエットの事知ってるよ」
「じゃあ、で、デートとか!そう!デート!」
「…それは、確かに」
「ね!ねっ!!」
「そうだねー」と、いつも通りの先輩に戻る
良かった、取り敢えず俺の命は延びた
「じゃあ聖夜祭終わったらね」
「え?」
「ね?ジュリエットー」
「うわぁ!?」
俺めがけて飛んでくる先輩
ジャストキャッチして、そのまま布団に倒れる
「えへへ」と言いつつ首筋に擦り寄ってくる
何だろう、犬みたい、可愛い
…のに
「ね、ジュリエット、今夜は僕と寝てね」
「あ、え、はぁ!?」
「もちろん、抱き枕としてねー」
時々垣間見える先輩の裏の顔が怖いです
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