アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Part 2―2
-
ゾクッと悪寒がはしる。
「な、なに...んぅっ!?」
なにするのと言おうとしたのに、朔の唇によって鬱がれた。
キス...されてる。
朔の胸を押し返そうとしても、後頭部をガッチリと押さえられてるから、逃げられない。
「...ンンッ...朔っ!...やめっ...ふぁ、んん...っ!」
やめてと口を開けた瞬間、朔の舌が入り込んできた。
「...やっ...ぁ...んぅっ...」
舌をからめられ、上顎をなぞられる度、ゾクゾクとした刺激が腰にはしる。
刺激から逃れたくて、朔のシャツをぎゅっと握る。
飲みきれなかった唾液が顎を伝った。
「...ふ...んん...はぁっ!」
やっと口が解放されて、酸素を求める。身体に力が入らなくて、ベンチの背もたれに寄りかかった。
「ごちそうさま」
ペロッと自分の唇を舐める朔。
...頭がクラクラして、何も考えられない。
「気持ち良かったか?」
「...ん」
ボーッとしてると、朔が俺の顎を伝う涎を拭いながら聞いてきた。
気持ち良かった?
うん、気持ち良かったよ。
何も考えられなくなるくらいに。
「キス、上手いんだね」
「意外と冷静なんだな」
「...自分でも驚いてるよ」
怒りよりも、朔に感謝してるからかな。
おかげで忘れられたから。
そう安心したのも束の間。
「それじゃあ、見返りを貰おうか」
「...え?」
...お昼、間に合うかな...(泣)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 48