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チャラ男の夜☆3
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俺を乗せたバイクは、繁華街にあるバーの前に止まった。
「ありがとう、仁さん」
「おう、これぐらい構わねえよ」
本当に仁さんは優しい。
いつも俺のことを気にかけてくれるし。
だけと、時々ものすごくそれに甘えたくなってしまう。
「...零」
「なに?」
「程々にしろよ?」
「ん、わかってるよ」
そうか、そう言って仁さんは帰っていった。
大丈夫だよ、仁さん。
無茶はしないから。
「さーてと、まずはどこを潰しにいこうかな...」
輝く満月を見上げて段々と高揚していく気持ちに、自然と口角が上がっていくのがわかる。
黒羽学園に入る前から、俺は族潰しをやってる。
別に喧嘩が好きって分けじゃないけど、絡んでくる奴を片っ端から倒していたら、いつの間にか族潰しになってたという(笑)
まあ、別にいいんだけとね。ストレス発散になるし。
「お?いいとこ、みーっけ♪」
情報屋から聞いた、悪さばかりしている族を見つめながら笑う。
「ねぇ、俺も混ぜてくれない?」
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