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チャラ男の夜☆9
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バーの奥の部屋を借りて、俺達は懐かしい体面をした。
こいつらは、鴉って名の族をやってる。
族潰しをしている間にいつの間にか仲良くなって、昔は、よく遊びに行ったりしてた。
「クロ、なんでここんとこ顔出さなかったんだよ」
そう言ってきたのは、蓮。鴉の総長をやってる男。
「...う~ん。いろいろあってこれなかったじゃ、ダメ?」
俺は首を傾げながら、蓮を見た。
あ、皆の前だからフードは取ってるよ。
「...っ!(反則だろっ)」
「クロさんが言えないなら、俺はいいですよ!これからは、顔を出してくれるんですよね!?」
明るく元気やこいつは、鴉の中でも最年少の晃樹。
「顔を出すっていうか...いつでも会えるよ?」
「「「は?」」」
「それはどういうことかな、クロ?」
黒い笑みを浮かべながら言ってくるのは、鴉の服総長で情報担当の昴。
蓮とは、昔からの幼なじみだそうだ。
「学校が一緒だから...って、言えばわかるでしょ」
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