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「おかえりなさい!!ご主人!!」
とある街の、とあるそこそこ有名なメイド喫茶。
甲高く可愛い声が店内に響く。
「ユイちゃーん」
「はぁーいっ♡」
一際目立つ、可愛らしい声。
カツカツと小走りに高いヒールをならし、ご指名席へ駆けつける。
「おかえりなさい♡ご主人帰るの遅いから心配したんだぞこらぁ!!」
長めのツインテールをフワフワさせて、ご主人を案内する。
席について、ご主人を迎えたと思うと、「こらぁ」なんて暴言。
「ユイちゃんごめんね!!でも今日は給料日だったからいっぱいいれるよ」
「ほんと!?…でも、お金の使いすぎはよくないぞ?」
小首をかしげ、眉根を寄せると、最強の困り顔。
「いーのいーの!!あ、お腹空いちゃったから、オムライス頼めるかな」
「もぉ!!ご主人の頼みならいいぞ♡」
そう言って、ツンツンとご主人の肩をつつく。
「ご主人のために愛情表現たぁーっくさんいれて作ってくるね♡」
「待ってるよ〜♪」
こんなやり取りは、ただの仕事だ。
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