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「ん……」
体内時計が確実しているのか、朝5時に目が覚めた。
カーテンの隙間から朝日の光が差し込む。
あぁ───、自分の部屋か……
違和感のない枕。
違和感のない布団。
違和感のある……腰……。
「うわーーーー!!!!!!!!!!」
朝の5時。それはしっかり分かっている。
だけど、悲鳴を上げられずにはいなかった。
「う、ん……うるせぇな……」
僕の腰を抱きしめ呻くのは
「は、晴山さんっ、どうして?!」
「あぁ……裕太……おはよ……」
寝起きの掠れた低い声。
ぐしゃぐしゃに寝癖がついた髪。
はだけつつも、しっかり着ている服。
それは見間違えなどではない。
晴山さんだ。
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