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車に乗って数時間、とある場所についた。
1発でバック駐車を決める晴山さんはやはりカッコイイ。
「ここは……?」
「行けばわかる」
四角く、無機質な建物。
外見からでは何の建物かはわからない。
車から降りた僕は、先を歩く晴山さんについて行った。
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「こっ、ここはっ……!!」
中に入った途端、僕は興奮を抑えきれなかった。
「俺が大好きな爬虫類館だよ」
「…………」
爬虫類…館…?
「あー、裕太君は爬虫類嫌いだった…?」
無言になっている僕を心配して、ゆっくりと声をかけてくれた。
「……何言っているんですか晴山さん……」
爬虫類なんて……
爬虫類なんて……
「大好きに決まってます!!」
僕は思いっきり晴山さんを振り返った。
「お、おう…!!」
ビックリはしていたものの、直ぐに嬉しそうな顔が広がった。
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