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待て待て待て待て待て────!!!!!!!
もう一回!?無理!!!!!!!
だって、さっきので本当に意識トブかと思ったのに!?
だけど実際、初めてのセックスは……その……ぅ……
気持ちよかった……?のかな……。
別に、晴山さんが下手なわけじゃない。それは絶対に無い。
けれど、殆どが、持っていかれまいと意識を持っているのが精一杯で、来る度の刺激という快感で溺れっぱなしだった。
「裕太、疲れた……?」
「……疲れてはいますけど、……けど……」
枕を抱きしめて横を向いている僕を、不貞腐れてるとでも思ったのか、晴山さんの声色は少しションボリしていた。
「…………」
晴山さんに同情したら、絶対に身体もたないよ……。
「裕太…二回目はゆっくりするから、……な?」
「っ、……」
晴山さんはギシリとベッドを軋ませて、僕を後ろから抱き締めた。
また、心臓が跳ね上がる。
こうやって実感する────。
晴山さんはなんだか気持ちいい────。
同じ男のはずなのに、僕より肩幅があって、筋肉もしっかりしてて、なんか、殴っても倒れなさそう……表現おかしいかな……?
なんか、こう、ピッタリフィット?みたいな……。
どう言えばいいのか分からないんだけど、晴山さんとは、もっと……
触れ合っていたい────────。
「裕太……俺イってないからキツイ……」
肩にグリグリと頭を押し付ける。
……カッコイイとか思ったら、こんな感じに甘えられては……
絆されてばっかじゃん……!!!
「1人でイっちゃってすみませんでしたね」
「……早漏……?」
「やっぱり二回目とかやめよう」
「うぁあ!!待って!!待て裕太!!早まるな!!」
二回目やらないと言うと、とても焦る晴山さんが面白くて、枕に顔を埋めて笑った。
「……裕太、肩が震えてんぞ。さては笑ってんな!?」
バッッ
「あっ!!枕……ひゃあぁっ!?」
突然枕を奪われたかと思ったら……
「あはははっ!!やめ、ちょ、あはっ、晴山さん!!あははははっ、あっ、」
「あは〜裕太君腰が弱いのぉ〜?」
晴山さんは思い切り腰をくすぐってきた。
「あははっ、んもぉ、ははははっ、ぁ、ケホッあはっ、あーっ」
キャッキャッと、僕はくすぐられることに精一杯の抵抗をするが、チカラがダブルで抜けた今、そんな抵抗は笑いに消えてしまう。
「裕太くすぐったがりなんだねぇ〜」
「ひゃ、あははっ、もぉやめっ、あはっあははは」
だんだん涙が出てきた。笑いで。
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