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熊谷家の人々4
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(熊谷先生語り)
「ローションを自分で馴染ませてみようか。」
「えっ………自分でやるの?」
「見たいな。葵が1人で感じてるところ。そしたら疲れが吹っ飛ぶと思う。また病院に戻らなきゃいけないんだよな………」
「もう…変態………いいけど。本当に好きだよね。ちゃんと見てよ。」
返事の代わりに半開きの小さい口へ舌を差し込む。キスをしながら、俺の前で脚を開いた葵の股間に手の平で温めたローションを垂らした。
葵がそれを指ですくい取り、後孔に馴染ませていく。頰を赤らめながら、小さな喘ぎ声を上げて、くちゅりくちゅりと自ら指を入れ入口を広げていった。再び勃った葵のモノも、腹に付くぐらい上を向いて汁を垂らしている。思わず舐めたくなる衝動をグッと抑えた。
「葵、気持ちいい?顔が蕩けてる。」
会陰を緩く揉んで、囁くように聞くと、葵は素直に頷いた。快楽に素直なところも本当に可愛い。白い足から見える赤い粘膜に煽られ、かぁっと下半身に熱が集まってきた。
「………ぅん。ぁ、きもちいい……見られてると……よけいに……ぁっ……」
後孔は吸い付いてくるから、指が奥へ奥へ進んでいく。余りのエロさに無意識に自分の指も入れていた。少し大胆に出し入れをすると、とろとろのやわやわに仕上がってくる。
『挿れてほしい』と熱く潤んだ目で合図され、既に臨戦態勢だった俺の息子を、横になった葵に沈めていった。熱くて、狭くて、絡みついてくる壁は俺のモノを捉えて離さない。相変わらず気持ちが良すぎるナカに持っていかれそうになる。
段々と馴染んできたので、さあ、動かそうと思った時だった。
「先生……この後の病院に俺も付いて行ってもいいかな……?」
正常位で葵が俺を見上げながら聞いてきた。
足で腰をホールドしてきたので、動かずに話を聞けと俺に伝えている。
「病院に……?いいけど。なんでまた。」
「先生のお母さんに会ってみたいんだ。話すことが無理なら遠くから見るよ。お見舞いもしたいな。迷惑ならやめるから。」
俺の親に会ってみたい……初めて葵から聞く言葉だった。2年前にプロポーズもしているから、俺としてはいつでも会わせたかった。だって将来の嫁になる訳だし……な。
問題がデリケートなため、葵を無理矢理会わせることはしなかった。葵が1番傷つかない方法を選びたいと思っていた。
母さんには、それとなく伝えてあった。結婚する気は無いが、生涯添い遂げたい相手がいること。うちの母は、なかなか柔軟な頭の持ち主で、全てを話さなくても察してくれていた。最近では葵を連れて来いと煩い位だった。だから、お見舞いに連れて行けば手放しで喜ぶだろう。
息子のやることに一切口出しをして来ない。俺をいつも信用してくれた。
問題は親父だ。小さな港町で漁業組合の役員をしている。頭が硬くて、柔軟性は全くない。中には石が詰まってるのではないかと疑うくらい考え方に偏りがあり、自分が1番正しいと思っている。
しかも、こっちで教師を続けている俺が気に食わなくて、顔を合わせれば戻って来いと言う。親父は俺が田舎に戻って結婚して、熊谷の家を継ぐのを望んでいる。
お見舞いくらいなら時間も短いし、最初としてはいいかもしれない。少しづつ会って慣れないと、いきなり恋人として紹介すると葵には酷だ。
今は母さんの怪我で親父は相当参っている。タイミング的に良いかもしれないと思った。
時間が掛かってもいいから、歩み寄るようにゆっくりと俺たちのことを認めて欲しかった。あくまで希望だが。
「分かった。一緒に病院へ行こうか。エッチが終わったら葵も連れて行くよ。だから、足………外して?」
「本当?やった。うん……と、奥まで来てね。ゆっくりだよ。どうぞ。」
「………それは無理かもっ………」
緩くなった足を更に開いて、焦らされた分を貯めて、一気に何度も突いた。ズンっと簡単に奥へ導かれる。カリの部分が壁に擦れる度に身震いする快感に襲われた。
「うん………あぁぁっ……ゃ……イっちゃ、……んん………」
「イっていいよ。可愛い葵を沢山見せて。」
すぐに白濁液を飛ばし、上気した顔でこっちを見た葵に愛しさを込めて再びキスをした。
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