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予想外の出会い
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「ところで、梓。自分今何しとったん?見回りっちゅーやつ?」
「そうだ。それよりいい加減離れろ。気色悪い」
「ええー?気色悪いて……こーんな男前になんて事言うんや」
「冗談は顔だけにしろ。……殴り飛ばすぞ」
一瞬だけ凄んでやると、瑛司は俊敏に俺から離れた。
「こっわー……今の殺気……マジで殴られるか思たわ」
「本気で殴る気だ。ここからはついてくるな。お前は邪魔だ」
「つれんなー……あ、もしかしてどっかで誰かと逢い引きとかするんとちゃいますか?っかーっ!天下の鬼の桜庭も色恋には弱いんか?愛しの恋人には。なあ、梓ー?」
大仰な動作と共に瑛司は俺をにやけた顔で見つめる。
……そろそろコイツをぶちのめしてもいい気がしてきた。
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