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忠告。 2
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『さてと...どうすっかなぁ...』
着いたはいいが、理事長室の場所がわからん。
着いたら理事長室に来いって爺ちゃんに言われたんだけど...
授業中だから生徒1人歩いてねぇしなぁ..
とりあえず誰かいないか探してみるか。
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『あ』
やっと見つけた。
20分近く探しまくってやっと1人見つけた。
中庭で寝てる如何にも不良っぽいやつ。
まず授業サボってるし、金髪に染めてるし、右頬に痣がある。多分殴られたな。
...まあ、俺も赤のメッシュいれてるけど
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『おい、起きろ』
「.....ん......?..........女は立ち入り禁止だぞ」
イラッ
『ん?女?誰のことかな?ん??』
「お前以外誰がいんだよ」
誰が女だ、ふざけやがって!!!!!
なんだ?それは背が低いって言いたいのか?あ?
確かに高2にもなって160cmあるかないかくらいの身長だけども?
たまに女に間違えられることもあるけど?
『俺は立派な男だバカヤロー』
「....は?」
なんで驚いてんだ。
こんな山奥の男子校に入ってくる女がいるとでも本当に思ってたのか?
『まあそんな事よりも理事長室ってどこだ?』
「...そこ」
そいつは二階のとある部屋を指さした。
なんだよ、結構近いじゃねぇかよ。
『そうか、さんきゅーな』
そう言って背を向けると後ろから声が聞こえた。
「...立林隼人(たてばやし はやと)。覚えとけ。」
「後、襲われねぇように気をつけろよ」
襲われる?
おいおい、俺を誰だと思ってんだァ?
『黒翼純希。喧嘩は得意分野だ、安心しな』
背を向けたまま手を振った。
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「その襲うじゃねーよ、バーカ」
そんな声は俺には届いていなかった。
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