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黒田 1
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バーの中に入った真也様は、入って早々、戸惑った表情をみせた。
「……真也様?」
「何だ?黒田黙ってろ」
真也様が見つめる先は、恐らく主人であろう人物と、そのメイド。
だがメイドの方は……男…?
まあ、そんなことはどうでもいい。
真也様が座ったカウンター席の隣に合図があってから座る。
「お前も何か飲めよ」
「………いいのですか?」
「僕がいいと言ってるのだからいい」
珍しい……真也様がこのようなことを言うなんて
普段は絶対に執事を自分と同じ状況にしない。
……だが真也様のおっしゃること。
私はワインを一口飲んだ。
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