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黒田21
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眠っていた時の記憶は無い。
目が覚めたら、春輝さんがいた。
「も、もう大丈夫ですか………?」
「……はい、有難うございます」
「あ、なら良かったです……あの……えと……」
「……何ですか?」
「えと……その……、火傷の、あと…大丈夫ですか?も、もう痛く無いんですか?」
きっとこのとき自分は、少し怪訝そうな顔をしたと思う。
本能が、そうさせたのかもしれない。
「……………もう昔の話ですから」
とだけ答えた。
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