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春輝28
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「お待たせしました、黒田さん、亜輝様」
俺は笑顔で出来立てのコーヒーを持って行った。
その時、たまたま見えたのは黒田さんと亜輝様の内緒話。
亜輝様が黒田さんの耳元で何か言っていた。
何を言っているかは全然分からなかったけど。
「お二人で何の話をしていたんですかー?」
「…………」
黒田さんは何も言わない。
「ううん、何でもないよ春輝くん、
さあ、みんなでお茶でもしようか」
亜輝様の笑顔がわざとらしいのはいつものことだと思っていた。
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