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清瀬先生
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「やぁ、おはよう」
おそらく清瀬先生だろう。髪の毛は少し長く下の方の髪の毛は鎖骨当たりまである。紺の浴衣がとても似合う。なんだろうこの色気は。男の俺でもつい見入ってしまう。若いのに落ち着いていて大人の男という感じでとてもかっこいい。
「お、おはようございます!」
「わざわざ遠いい所からありがとう、中へどうぞ」
「いえ!し、失礼します…」
置いてあるもの全てが高級そうで、俺は壊さないように慎重に歩いた。
そして、案内された部屋は多分仕事部屋だろう。パソコンや原稿用紙、ペン、資料、たくさんの本があった。
「汚い所で悪いね」
「そんなことな…」
そんなこと…ない、はず…?
確かにちょっと丸まったティッシュと丸まった原稿用紙とか、書いてる時に食べていたであろうご飯のゴミやたくさんの本がグチャグチャと床にある。
「少し物がありますが、頑張って書いてる姿が思い浮かびます!」
「そう?優しいんだね、新木が来るといつも怒られるんだ」
「新木…?編集長の新木さんですか?」
「あぁ、昔新木が俺の担当をしていてね、その頃からの付き合いだから言われ放題でね」
と、困ったように笑う先生にしばらく見惚れてしまう。
緊張していてあんまり顔見ていなかったけど先生の 顔整いすぎていてずっと見てしまう。
少しヒゲも生えているようだがそれが逆にかっこいい。
「どうかした?」
「いっいえ!あ、ケーキとお菓子持ってきたんで…」
「本当?ありがとう」
その後先生と打合せをやり、先生に今書いてる続き書くからゆっくりしていってと言われたのでとりあえずこの部屋の片付けをやることにした。
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