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過去3 清瀬side
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「あの…そんな、悪く言うのは…」
後ろ姿しか見えず、どんなやつが言っているのか分からなかった。
「何こいつ」
「んー、あ、編集部の新人のやつだよ確か」
「へぇ、新人が俺らに何か用?」
「だ、だから…清瀬先生のこと…悪く言うのは…」
「ぁあ?別に関係ないだろ?お前には」
図星なことを言われたからかそいつは黙り込んでしまっていた。
「か、関係ないけど…!清瀬先生の書く作品は本当に素晴らしいです…!七光りでも絶対ない!読んでもいない人にそんなこという資格ないです!」
手を握りしめ震える声でそう言い切った。
「な、なんだよ、そこまで怒ることねぇだろ」
「い、行こうぜ、なんか気持ちわりぃ」
と、男2人はどっかに行った。その場に残されたそいつは「馬鹿やろー!」と大きい声叫んだ。
馬鹿やろう…?
俺はその言葉にクスっと笑った。
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