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女の人
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この前の先生とああいうことをしてから2ヶ月が過ぎた。
あれから毎週先生の所に行っては身体を触られて…、もちろん最後まではしていないんだけど。
桐島さんの話を思い出すと俺もそのうちの1人かと思い悲しいが、心のどこかでもっとしたい、もっとしてほしい、と思っていた。
そんなある日、先生の家へ向かうと家の前に車が止まっていた。
中には誰も乗っていなく多分誰かが先生の家に今いるんだろう。
「じゃあそろそろ時間だから行くわね」
「あぁ」
門の中から女の人と先生の声がした。
びっくりした俺は勢いで影に隠れた。ソーっと除くとスタイル抜群で髪が長くて美人な女の人だった。
身内だろうか、それとも担当の人か他の何かだろうか。気になり耳をすませて会話を聞いた。
「また来るわね」
「はいはい、早く帰ってくれ」
「んふ、今日も楽しかったわよ、…チュッ」
!!
い、いま…。
確かに今女の人が先生にキスをした。
「おい、やめろよ」
「いいじゃない、じゃあほんと行くわ、またね」
そう女の人が言うとカツカツとヒールを鳴らして車へ乗っていった。
キス……。
家族で口にキスするか…?小さい頃なら分かるがこの年齢ではほぼしない…。
となると…。
彼女…?
でも先生はゲイと言っていた。けど、男女問わず担当者と身体の関係を持つ。
この人も俺と同じような人のうちの1人なのだろうか…。
そう考えるとモヤモヤしてイライラして悲しくなって泣きそうだった。
しばらく1人になりたい気分だったけどこのまま帰るわけにも行かず俺は先生の家に入った。
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