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大和
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先生の家につきインターホンを押そうとするが、なかなか勇気がでなくそこで深呼吸したりうろうろしたりしていると…
「あら、何かここに用事?」
急な声に俺は後ろをぱっと振り向いた。
「!あ、あなたは…」
この前ここで見た女の人だった。
「?…あぁ…もしかしてすみくん、かしら?」
「!なんで…」
なんで俺の名前を知っているんだろう。しかも、先生の呼んでいる呼び方で…。
「あなたがすみくん…、へぇ…」
女の人はジロジロと俺の顔やら身体やらを見てくる。
「フフッ」
!!!
わ、笑われた…!?
「先生と…どういう関係なんですか…」
俺は笑われたことにちょっとイラつき、少し素っ気ないように言った。
「先生?…あぁ、大和のこと?」
大和……?一秀じゃなかったっけ…?
「あれ、大和のことじゃない?清瀬大和」
「え…清瀬一秀じゃ…」
「あぁ、それはペンネームよ、本名は清瀬大和、…あれ知らなかった…?」
悪気があるのかしらないけど今の俺には、そんなことも知らないの?、という風にしか聞こえない。
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