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語弊
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「清瀬先生の担当はどう?」
「えっ…あ、あぁ…楽しい、です…」
「そう?ならいいんだけど、あいつ少しわがままな所あるからさ苛められてないかと思って」
「そんなっ、先生はすごく優しくて…とても尊敬してます」
「ん、ならよかった、何かあったら言ってね」
新木さんは先生のあの噂について知ってるんだろうか…。
仕事と関係ない話だし今聞くべきじゃないのかもしれない。
…けど先生に直接聞くよりかは新木さんに聞きたい。
「あ、あの…」
「ん?」
「清瀬先生のことなんですけど……あの…噂で…」
俺は自分の聞いた噂を新木さんに話した。
「あぁ~…知っちゃったか、まぁ担当だしな…」
と、新木さんはコーヒーを2つ買い俺に1つ渡し、壁にもたれながらその事について話し出した。
「その噂は本当だ」
ドキリ、と体の中で音がした。誰かに聞こえるんじゃないかというほど心臓がバクバクした。
「ただ、ちょっと語弊がある。関係を持ったのは確かだけど全部相手から手ぇ出してるんだ」
相手から…?
先生からは手を出してないっていうこと…?
「あいつあんな容姿だし大抵担当についた奴らは媚るんだよ、んであいつも来るもの拒まずだったから担当になった人と寝る機会が多かったっつー話しだ」
確かに分からなくもない。
自分が女だったらあの先生の容姿にはすぐ惚れていただろう。
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