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「な、なんですか…」
「いんや~、俺のこと好きなのかなって」
そう聞くと、すみくんはしばらく「好き……?」と頭をかしげるようにしてから急に顔が真っ赤になった。
「わ、顔真っ赤…ねぇ当たり?」
頬をスー…と撫でるとすみくんはビクビクした。すみくんは無意識なのか分からないがその撫でる手に気持ちよさそうに目を細めすりよってくる。
猫みたい…、と思った。
すみくんはもじもじとしながら口を少し動かす。
「ん?なに?」
俺はすみくんの顔をのぞき込む。真っ赤で潤んできている目、俺はその場で襲ってしまいたくなった。
「お、おれ…先生のこと……す」
ガチャー…
「お~もう来てたのか~……ってあれ、邪魔した…?」
「新木……」
すごい悪いタイミングで新木がドアを開けた。
すみくんはびっくりしたように俺から離れる。
後で新木締める、と心に決めた。
「も、もう時間ですね、俺失礼します」
と、すみくんは真っ赤な顔のまま俯いて部屋を出ようとしたが、俺はすみくんの腕を掴み耳元で一言伝えた。
一瞬ビクっとしたすみくんは慌てて部屋から出ていった。
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