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先生の家
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奏叶side
「~~……」
俺は真っ赤になりながら会議室を出る。
耳を押さえさっき言われた事を思い出す。
『今日終わったら俺の家来いよ、続き、な?』
続きって…
別に何も無いし…!…何も…ない…!
好きって先生にバレちゃった…かな。
俺はトイレにむかい真っ赤に熱くなった顔を洗い、その日の仕事を無意識のうちに早く片付けた。
仕事が終わり夕方先生の家に行った。なかなかインターホンが押せず軽く数10分は葛藤していた。
勢いで押してしまえば心臓がいつもの倍以上の速さになる。
そして勝手にドアが開き中へ入った。
久しぶりの先生の家に緊張しつつ、前みたいにいつも通り進んでいくと先生は玄関に立っていた。
「仕事お疲れ様」
そう微笑んで言われただけで俺は緊張で倒れそうになる。
元々陰キャの俺がこんなこと慣れているはずがなく動きも固くなった。
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