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好き?
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中へ入り先生の仕事部屋…、かと思ったら普通のリビングに通された。
初めて入ったけどとても綺麗…。
紅茶とお菓子を用意され2人ともソファに腰をかけた。
しばらく沈黙が続き先に声を出したのは先生の方だった。
「おいしい?」
「っお…いしいです…」
ニコニコと機嫌が良さそうな先生。
「好き?」
好き…!?いきなりすぎるその質問に俺は戸惑う。
「す、好き、なのはその…えと…せ、先生の作品!先生の書く小説が好きなんです!!」
先生は驚いたような表情をしたかと思えばクスクスと笑った。
「そのお菓子が好きか、って聞いただけだよ」
「!」
プシュー…という効果音が出ているかのように俺は真っ赤になった。
先生はそんな俺を見て笑う。
その空気にいたたまれなくなり慌てて話を逸らした。
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