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一年前
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それからまたグダグタと横になって話をした。
そういえば…
「俺、先生と一年前に会いましたっけ?」
先生は一年前に一目惚れしたと言っていたけど、会った記憶がない。
それに一年前は入社したてで、先生と会う機会なんてなかったはずだ。
「あぁ、会ってるよ」
先生は俺と会った時の事を話した。
俺は先生にその話をされ色々と思い出した。
そうだ…、先生の小説の悪口言ってる人がいて…それで俺が怒って…。
たまたま新木さんとその場にいた男の人に見られたんだ。
新木さんと一緒にいた男の人が、先生…だったのか。
俺もしかして本人に向かって先生の小説語ってた…?と思うととても恥ずかしくなった。
「あの時はありがとう」
「う…言ってくださいよ…先生だって…」
「やだよ、言ったら面白くないだろ?」
ひどい!
先生時々意地悪だ…。
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