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旅行 2
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お天気にも恵まれ、俺と先生は京都へやってきた。
「わぁ~!先生!これすごい大きいですね!」
俺は先生の腕を引っ張って大仏の前まで行った。俺はテンションが上がって色んなところに先生を振り回した。
「先生!これ…んっ!?」
振り向いた瞬間先生からキスが降ってきた。軽く唇が触れるとすぐに離れていく。
「こんな所にきてまで先生、って呼ぶの?」
「っ…」
幸いにもここら辺に人はいなく見られることはなかった。
「ねぇ、奏叶」
「あっ…」
耳元でそう言われ、俺は身体がゾクゾクした。
ここは外なのに…。俺は真っ赤な顔を隠すように俯き震える声で言った。
「や…まとさん…」
「ん、これからそれじゃないと返事しないから、あと敬語禁止」
先生…、いや大和さんは満足したような笑みを浮かべた。
「そんなの…」
大和さん、と呼ぶとしても敬語無しはできそうに無い…。
けど恋人で敬語使ってるのもよく考えたらおかしいかもしれない、と思い旅行中だけは出来る限り直そうとおもった。
「次行くよ」
大和さんは俺の手をつかみ次の観光地へと移動した。
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