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旅行 5
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「これ、なに?」
「ひ、ぁ…」
大和さん俺の背中…というより脇腹に近い所をススッー…と触った。
急に触られ思わず声が出てしまう。
慌てて口を抑えるが、大和さんにはバレバレで後ろを見るとニヤリとしていた。
「ここどうしたの?」
おそらく小さい頃に階段から落ちてしまった時に出来た傷だろう。
自分じゃ見えないからどうなっているのかあんまりわからない。
大和さんはそこに口を当てチュッ、と軽いリップ音を鳴らす。
「っ大和さん…」
ゆっくりと舌で傷をなぞられ身体が震える。
「階段、から…落ちた…っ」
「へぇ…痛そう」
俺は傷の理由を言ったのに大和さんはそこへの刺激をやめない。
「奏叶色白いから傷目立つな…勿体ない、どうせ目立つならもっと良い痕の方がいい」
そう大和さんは言うと俺の背中に何度も吸い付いた。その度にチクッと鈍い痛みがする。
「んっ…」
至るところに大和さんは赤い花びらのような痕をつけた。
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