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旅行 7
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部屋に入ると女将さんが豪華な料理を並べてくれている所だった。
女将さんが出ていくと、俺と大和さんは席につき食べはじめた。お肉からお刺身まで、郷土料理も含め全て美味しかった。
「ん~もう動けない…」
お皿が片付けられた後布団がひかれ、俺はその上に倒れ込んだ。
膨れたお腹と久しぶりにたくさん歩いた疲れで今にも寝そうになった。
「奏叶」
名前を呼ばれ大和さんの方を見る。
やっぱり奏叶って呼ばれるの慣れないな…。
大和さんは仕事している時はすみくん、プライベートでは奏叶と呼び分けているらしい。
まぁ俺もプライベートでは大和さんって呼ばないと無視されちゃうから呼び分けてるか…。段々大和さんって呼ぶのが恥ずかしくなくなり進歩したな、なんて考えていた。
「飲まない?」
と言う大和さんの手にはお酒の缶が握られていた。
「飲みます!」
そう即座に返事した。なぜならお酒が大好きだからだ。
好きだからといって強いわけじゃない。何度か会社の人との飲み会や自宅で1人で飲んだりこの前は俊とも飲んだ。
けど、大抵いつも記憶が飛ぶ。でも何かしでかしているわけでもなさそうだし人前で飲んでも大丈夫。
「よかった、沢山あるから一緒に飲もうか」
起き上がり大和さんの方へ行くとたくさんの種類のお酒があった。
よく分からないから色々飲んでみた。
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