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3日目。
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「ぐふっ!?」
急に強く揺さぶられ、思わず目を覚ます。
「起きて!ご飯まだ?!」
彼は耳と尻尾が生えたことにより、犬らしくなっていた。
「えっ…?もう起きてたの…?」
「うん、目が覚めた。それよりお腹空いたんだけど…」
「ご、ごめん今から作るね…?」
「待ってる(′・ω・`)」
彼の尻尾がばっさばっさと動いている。
そういう点では、尻尾が生えてよかった。と思っていたりする。
「ほら、出来たよ?」
「いただきまーす!!」
彼は相当お腹が空いていたのだろう。
すぐに平らげてしまった。
「ごちそうさまでした。」
「…なんかさ、完全に犬だよね…」
「やかましいわ。」
「なんだかんだキョウヤさんその耳と尻尾生えてるの楽しんでるし…」
「…シランナァ…?」
「で…?そのほかにはなんか変化とかない?大丈夫?」
「うん、たまに頭痛と耳鳴りが来るくらいかな?」
「あまり無理しないようにね?」
「うん、ありがとう。」
その夜、彼は酷くうなされていた。
落ち着いてから聞いたら、頭痛と耳鳴りが酷かったそうだ。
これが耳と尻尾のせいならば、一刻も早くどうにかしなければならないと思った。
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