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ヤンキー対決
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一触即発だ。
元ヤンVS今ヤン
え、今現在まだアホみたいにヤンキーぶってる、を
略して今ヤンですよ?
ここはキヨくんに任せた!
俺は逃げる!
「現逮だ!!お前ら!!!」
うわ、逃げそこなった
ってか、やかましいやつきた…
「よ、妖怪キャンキャン」
「あ?なにだれこいつ」
「キャンキャン?女性誌かなんか?」
「き、キャンキャンって言うな!お前ら消灯時間過ぎてんだからな!!」
風紀室で出会った
風紀を守ろうと言う気遣いのない髪色君
しめた!
「キャンキャン君、なんかこのヤンキー達が急に喧嘩始めちゃって俺巻き込まれたんだよ助けておくれよ」
「ア?!榎本テメェ」
「嘘つけ。俺は知ってるぞお前性格悪いだろお前の言うことなんか信じない」
き、キャンキャン君割とひどいこと言うな…!?
「あと、俺はキャンキャンじゃねぇ!」
「二年生になったらアネキャンになるのかな」
「榎本まじぶっ殺す!!!」
キャンキャンと吠える風紀君の声に
みんなが部屋から出てき始めた。
「うあ、やば」
「なんだどしたー?」
「もめごとか?」
「うるさいなあ」
いよいよ収集がつかなくなって
焦ったキャンキャン君は
俺たちを指差して叫んだ
「えええい!まとめてお前ら明日指導だああ!!!」
人を指差しちゃダメなんだけどなあ
とか
だから静かに。
とか
色々思うところはあったけど
「俺から見たらお前が1番風紀を乱してるように見えてんけど、どういうことぉ?」
後ろの大魔王に意識を持ってかれて
ツッコミを忘れていた。
1年階見回り当番のキャンキャン君が
なかなか報告に来ないので
様子を見にきた
狐風紀委員長様はそのまま
「君ら明日昼休み風紀室やで。来んかったら、反省文だけじゃ済まさへんで」
と悪魔のようなお言葉を残して
キャンキャン君の首根っこ掴んで
去っていかれた…
「じ、じゃあ、かいさ〜ん」
と誰かの号令により集まってた人だかりは
ゾロゾロと部屋に戻っていく。
この隙に俺も
紛れて部屋に帰るぞ
「あっ、榎本っ!」
「ダッシュ!!!!!」
見つかったけど走った。
「アレ、旭どこだ…?」
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