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こいつには敵わない
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少しざらついた舌が、亀頭の窪みに沿って舐め上げられる。
いつも皮肉ばかり吐き出される憎たらしい口は、ぴちゃぴちゃと水音を立てながら自分のものを含んでいた。
(男のもの舐めるとかありえねぇ…!)
頭ではそう考えるが強烈な刺激を与え続けられ、次第にどうでもよくなっていく。
あまりの気持ちよさに、くしゃりと斎の柔らかな黒髪を掴み無意識に頭をぐっと腰に押し付けた。
「く…っ、あぁっ……!もう、い、く…っ」
喉奥で鈴口をきゅっと締め付けられて一気に高みに昇っていき、斎の頭を一層押し付けた時だった。
突然、斎の頭が離される。
「…え…、?」
このまま果てることが出来るだろうと思っていた、張り詰めたそこがピクピクと戸惑うように痙攣している。
その様子をみた斎は、意地悪な笑みを向け親指で口周りに付いた凪の粘液を拭うとぺろりと舐めとった。
「…どうした?物足りないって顔してるな」
からかうように笑う斎。
寸止めしておいて平然とする斎に腹が立ってくる。
「ほんとお前って性格悪いなっ!」
「それは褒めてるのか」
「はぁっ!?どこをどう勘違いしたら褒めてるって思うんだよ!」
「そんなことよりこっちをどうにかしたらどうだ?辛そうだぞ」
そう言って凪の未だに硬さを保ったものを指で弾かれる。
「っぅ…」
その小さな刺激だけで感じてしまう様子をおもしろそうに眺める斎は本当に性格が腐っていると思う。
「だ、れのせいで…っ!」
キッと睨みつけ声を荒げると、ゆるゆると手を動かされる。
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