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半分半分
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「純、りんご飴好きなのか?」
「うん、前にね、拓海くんが買ってくれたことがあって、美味しかったなーと思って」
話を変えて、なるべく純の躰を意識しないようにした。
ちょうどその時だった。
「あー!!!拓斗おにーちゃんと純おにーちゃん!!やっほーーー」
声のする方向を向いてみると、咲人くんがいた。
子供らしい、可愛い甚平を着ていた。
横にいるのは、一葉だ。
もちろん着ているのは女性用の浴衣で派手だが、よく似合っていて、一葉が男だということを忘れそうになる。
良かった………
俺は半分助かった、と安心したが
半分、ちょっと残念な気がした。
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