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ハートマーク
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「来年も、来ような?」
そう言うと、純は、うんっ、とうなづいた。
「来年も来るから、拓海くん、
ちゃんとお花にお水あげててね!」
来年も、純と綺麗な花火を見に来よう。
大好きな純と。
純の大好きな花火を。
ちょっとエッチなことも考えながら俺は
ゆっくり、純のことを愛そう。
そう思った、8月6日の花火大会の夜のことだった。
真っ暗な空に、
大きなハートマークの花火が打ち上がった。
おわり
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