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Episode4~過去~
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この学園に来るまでのこと?
俺がこの学園に来るまで……。
一稀「凛くん?」
凛「すいませんっ!えっとー……どこら辺からいえばいいですか?」
一稀「んー。話しやすいところからいでいいよ。」
凛「小学校からでいいですか?」
正直小学校からじゃないと記憶が曖昧すぎる。
一稀「うん。充分だよ。」
凛「えっとー……小学校の時は、とても仲いいリョータっていう友達がいてそのことずっと一緒にいた記憶があります。小4からは家にとても美人な家庭教師の人が来てたんですけど……いきなりいなくなったのも印象的でした。」
それぐらいかな?
凛「中学時代は、特に仲のいい友達もいなくてひとりで本などを読んで過ごしてました。そのおかげでいろんな教科の点数が上がって、中2の頃親にアメリカで勉強してみないか?と言われてアメリカに留学しました。」
話してみて気がついたんだけど俺の人生サラッとしてるなぁ。(笑)
凛「アメリカに行ってからは勉強だけが取り柄だったので上手いこと飛び級して大学までを3年で卒業してきました。こっちに戻ってきたところで親にこの学園に入れられたって感じですかね。アメリカにいた頃ももともと出来ていた人間関係の輪には入らず勉強をしていました。僕の過去なんてサラッとしてて聞いていて聴きごたないでしょ?」
一稀「……。」
凛「先生どうしたんですか?」
何かスッゲェ考えてる。
何考えてるんだろ。
もしかしたらつまんねぇなぁとか思ってるんじゃ(|| ゚Д゚)
凛「だから聞かない方がいいと思ってたんですよ。」
一稀「いや。そういうわけじゃないんだ。」
えっ。
どういうことだろ?
凛「どういうことなんですか?」
一稀「それはまた今度話すね。また保健室に遊びに来てよ。」
凛「はいっ!」
先生最後困った顔で笑ってた。
俺なんか変な事言ったのかな?
ていうか先生の前だったら裏の俺まですげぇいい子になっちゃう。
なんでだろ?
先生のオーラがそんな感じに誘導してるとか(゚ロ゚)
そんなわけないか。
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