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Episode4~説明~
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徹side
正直怖い。
伝えたら周りから凛への目が変わってしまうんじゃないかって、
この子は可愛そうだから。と哀れまれるのがどれだけ辛いか、しかも凛は自分に何があったのか覚えていない。
でも凛が傷ついてからじゃもうどうしようもない。
徹「分かった。保健室に来ていた生徒を全員ここに集めろ。私から説明する。」
一稀「……了解。僕も補足説明用に横にいるからね?」
徹「あぁ。」
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一稀「そろそろ来るよ?徹、大丈夫?」
徹「大丈夫だ。」
コンコンッ
慶人「理事長っ。」
徹「入れ。」
大空「凛のことで話があるってなんだよ?」
徹「これで全員か?」
一稀「はい。」
ちゃんと言わなければ……
貴琉「僕らなんか今日会ったばっかやのにそんな聞ぃてもおていいんですか?なぁ雅。」
雅「俺は一言も話してない。起きたら倒れてた。」
遥香「……。」
翔香「遥香君どうしたの?」
遥香「…いや!何でもないんだよ。」
徹「どうしても君らには知っていて欲しいんだ。落ち着いて聞いてくれ。」
ふぅ……。やるってきめたんだ。
徹「凛は、恐らく辛い過去を抱えてる。」
遥香「……えっ。」
徹「どうした遥香。」
遥香「俺心当たりある」
一稀「少しでもいい情報が欲しいんだ。教えてくれないか?」
遥香「でもこれを言ったら凛ちゃんが嫌がるかもしれない……そんなことできない。」
徹「もう一つ言うことがあるんだ。遥香、その後聞かせてくれ。その辛い過去の記憶が全て無くなっている。まぁこれも可能性の話なんだがな。」
一稀「だから高宮君教えてくれないか?その記憶に凛くんが倒れた原因があるかもしれないから。」
遥香「……はい。わかりました。俺が知っているのは小学校までの彼の話です。」
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