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Episode5~話~
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大空side
とりあえず誤魔化したけど……
これ先生に伝えといた方がいいよな?
ガラガラッ
大空「柊先生。凛に保険委員で呼ばれたって言ったから。合わしていて。」
一稀「うん……。分かった。大空君敬語使ってよ?僕も一応先生だから。」
大空「はいはぁーい。」
ピシャッ
凛side
なんか用事があるとか言って大空さん先行っちゃうしどうしよう。
柊先生に連絡した方がいいよね?
でも喋れないじゃん!!!
とりあえず行こっかな……。
ガラガラッ
一稀「凛くん。いきなり呼び出してごめんね。ちょっと手伝って欲しい仕事があって……」
伝えなきゃ。
ポンポンッ
先生……俺声でない。
一稀「凛くんちょっとそこ座って。」
そう言って先生がスケッチブックとペンを持ってきてくれた。
一稀「いつから?」
『今日の朝からです。』
一稀「なんか変わったことはあった?」
変わったことって夢のこととか言っちゃっていいのかな?
『変な夢を見たぐらいしか思いつきません。』
一稀「……!どんな夢だった?」
『初めは真っ暗な世界なんです。僕はちっちゃな小島にたってて……その周りは真っ黒な底なし沼みたいな感じで。その中は不思議と息が出来て奥に進んでいったら抵抗もせずに沈んでいく自分がいるんです。』
一稀「それで終わりだった?」
『いいえ。もうちょっと続きがありました。その自分に近づいたら次は白い箱みたいな部屋にいて。それでちょっとしたら天井とか床とか壁とか白いところ全部に乱雑な文字が浮かび上がって……』
なんか……いきなり疲れて……。
フラッバタッ
また……暗いところに……吸い込まれて……
助けて……
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