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Episode7~意識~
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身体に羽が生えたみたい。
さっきまでずっしりと重かったのに……。
あっ戻る。
ピクッ
体に戻ってきたって感じだ……。
なにか声が聞こえる。
ここどこだろ?
俺って意識不明だったんだよね……じゃあ保健室じゃ手に負えないだろうから病院かな……。
スっ
やっと目開いた。
うーん。焦点が合わない……
柊先生と……徹兄ちゃん?
一稀「凛くん!!!」
体がだるい。
まぁさっきまで意識なかったんだからそりゃそうだよね。
目と指以外動かないや。
徹「凛くん。今日はとりあえず入院になるけど持ってきてほしいものとかあるかな?」
パクパク
声でないし……首動かないしどうやって伝えたらいいんだろ。
一稀「凛くん声でないの?」
パクパク
身振り手振りで伝えれたのは楽だったなぁ前の時は……
一稀「指は?」
ぐーぱーして見せると先生が使ってないスマホを渡してくれた。
凛『大空さんが作ってくれたご飯と着替えが欲しいです。』
朝作ったのに食べられなかったから……
持ってきてもらっても食べれるのかな……
徹「わかった。窪田くんと翔香くんが持ってきてくれるって言ったからね。」
凛『はい。』
一稀「して欲しいこととかあったら言って。」
凛『お風呂に入りたいです。変な汗かいちゃったので。』
一稀「わかった。でも首動かないんだったらダメだから着替え来るまで寝ときなよ?」
凛『はい。』
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