アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
進級2
-
今日から2年生になる。
普通科のためクラス替えがある。
そのため何組になったのかクラス表を見ていた時に後ろから声をかけられた。
「あっ圭斗!」
声をかけてきたのは俺と仲のいい友永 光久だ。
1年の時に同じクラスで、初めて声をかけてくれたのがトモだった。
人見知りの俺は誰にも声をかけられずいたので、トモにはほんとに感謝している。
トモはまあそこそこかっこいい。
爽やかな好青年?みたいなかんじなのかな?
なぜ俺に声をかけたかは謎だけど、気にしても仕方ないのでもう考えるのはやめている。
そしてトモには彼女がいる。
めっちゃラブラブ。
羨ましい…
「トモ。おはよ」
「おはよー。クラス見た?俺ら今年も同じクラスだったよ!」
「まじか。よかった。トモと離れたらぼっちになるとこだったわ。」
「はは。まじで人見知りはんぱねぇもんな」
いや、笑いごとじゃないんだけど…
でもよかった。
トモが一緒なら安心だ。
トモが言うにはD組らしい。
さっそくトモとD組に向かう。
「紗世はC組だったから離れちゃったよ」
紗世っていうのはトモの彼女。
可愛らしい彼女はこの高校でとてもモテているらしく、トモは不安らしい。
「まあC組なら隣だし、休み時間とか会いに行けばいいじゃん」
「そうだよなー。でも圭斗がぼっちになっちゃうしなー?」
トモはこっちを見ながらニヤニヤと笑っている。
このくそやろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 94