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お友達5
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授業を受けながら今日の放課後図書室に行くかどうするか迷っていた。
授業聞けって?
俺頭良いわけじゃないから、授業聞いてないとすぐ分かんなくなるよ。
期末テストとかきたら大変だなー
赤点だけは取りたくないけど。
勉強も嫌いだからなー。
そんなことを考えていたらあっという間にお昼休みになった。
「圭、お昼一緒に食べてもいい?」
「え?あぁ、うん。いいけど」
「よかった。
圭はお弁当?」
「ううん。購買でパン買いに行くよ」
「じゃあ一緒に行くよ」
熊崎は弁当みたい。
てゆうか熊崎は他に食べる人いないの?
いや、俺よりはいるよな。
もしかして俺クラスでういてない?
トモと熊崎以外話したことないよ。
これってやばいよね。
「そんなわざわざいいよ。
俺行ってくるから待ってて。」
「ううん。
一緒に行かせて?」
熊崎と少しの間、来るな!一緒に行く!の掛け合いをして俺が諦めた。
だって熊崎このかんじだと絶対譲る気がないから。
今は購買まで歩いてる。
熊崎は隣で歩いてる。
やっぱり隣にいるとよけいに背が高く感じるなー。
ずるい。
俺だって173㎝あるんだよ?
そんな低くはないはずなんだけどなー。
「そういえば朝、蒼馬が圭から返事こなかったー!ってうるさくしてたよ」
「あー、だってヤナに関しては返事するような内容じゃなかったし」
「蒼馬だからね。
圭は寝るのいつも早いの?」
「昨日は疲れてたみたい。
いつもはもう少し遅くまで起きてるよ」
「そっか。
また昨日みたいに連絡してもいい?」
「うん」
熊崎はにっこり俺の方を見て笑った。
女子がそれを見て歓声をあげた。
王子が笑った!と言って騒がしくなった。
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