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お出かけ7
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車に乗ってお姉さんの方を見る。
芸能人よりきれいかもしれないくらいきれいな人。
世の中にこんな人いるんだ。
静かに車が動き出した。
「今日は送り迎えしてもらえるみたいで、わざわざすみません。
よろしくお願いします」
「うん、圭くんしっかりしてるねー」
「え?そうですか?」
「裕矢くんだっけ?あの子も圭くん見て挨拶できてたね。」
「あー、一応挨拶とかはちゃんとしろとは言ってるんで。」
「えらいね。」
「いやいや、俺は何もしてないですよ。
裕矢がしっかりしてるだけなので。」
お姉さんはこっちをちらっと見て、少し微笑んだ。
大人の女性なかんじがして少しドキドキする。
「兄ちゃん!車おっきいね!」
「そうだな」
そう言って裕矢を見たら、熊崎の他に柳も元橋も後ろの席に乗っていた。
え?
「けーと、やっと気づいたー!」
「気づくのおせぇ」
いやいやいや、どゆこと?
みんなで行くって言ってたっけ?
「あ…圭ごめん。
朝から2人とも押しかけてきて、ついてくって聞かなくて」
「あ、うん」
ちょっとパニック。
でもまあしょうがないのかもしれん。
気にしないことにしよう。
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