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ローズガーデン編集部へようこそ!
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サングラスをかけた男性にいきなりお尻を触られてしまった。僕はあのあと、腰を抜かしたまま座り込んでいた。そして、ふと我に返ると、僕は慌ててエレベーターを降りて編集部へと急いだ。さっきはエレベーターの中で散々な目にあった。ここは気持ちを切り替えて、仕事のことだけを考えるようにした。
エレベーターを降りると直ぐ目の前には編集部の大きな白い扉があった。ローズガーデン編集部。ここは主にBL系の小説を中心に扱っている。しかもここからは、多くのヒット作品が生まれている場所だ。ついでに、人気の作家も多く揃っている。作家を目指す少女子達には、まさに憧れの場所だった。
僕はそんなところで今日から働くことになる。踊り出したい気分をグッと堪えて、編集部の扉をバンと開けた。
「おはようございます!」そう言って大きな声で堂々と挨拶をした。人間なんでも第一印象が大切だ。そこは基本中の基本だ。就活本にも、第一印象が大切だと書いてあった。僕はそれに従って、明るく大きな声で堂々と挨拶をした。
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